コラム

こぢんまりとあたたかい交流会「国立市 マッチングプロジェクト」

2024.02.12
国立市

2023年11月26日(日)に、多摩マッチングプロジェクト第3弾が開催されました。

国立市のマッチングプロジェクトは、国立野菜を使ったビーフシチューづくり体験とスナック水中での交流会です。

体験会場は、JR南武線谷保駅近くの天然漆喰と無垢材でリノベーションされた、映画でも撮影で利用されるという平屋の建物。

各種教室、セミナー、ワークショップなど多様な使い方ができる会員制レンタルスペースの「畑の家」(小さなお庭つき)。

コミュニティ菜園で採れた国立の新鮮な野菜を使ったビーフシチューを参加者が共同作業で作りました。

NPO法人くにたち農園の会理事長・株式会社農天気代表の小野さんから畑の家の活動内容や国立野菜のお話を伺ってから、参加者同士で簡単にそれぞれ自己紹介を行い、初対面ながら共同作業を開始!

色とりどりの新鮮なお野菜を切って・剥いて・煮込んで・味付けして。料理が苦手な人も得意な人も、一緒に行うことで体験の共有が生まれました。

積極性が試されるシーンで、皆さんが自主的に役割分担を行なってくださいました。

若干難易度が高いビーフシチューチームと、料理初心者は安心なサラダチームに分かれ作業を開始。

没頭し過ぎてコミュニケーションを忘れてしまいそうですが、今回は小規模人数開催のため一般的なマッチングイベントで行う席替えなどは行わず、お家にいるリラックスした雰囲気の中で交流が進行していきました。

乾杯とお食事では、参加者全員がとても近い距離で交流を行うことができました。

たっぷりのお野菜をしっかりいただき、お腹も満たされ次の会場へ。

谷保駅近くで約30年営業していた「すなっく せつこ」を、国立大学である一橋大学を卒業と同時にスナックを事業承継し、様々なメディアで話題となった20代の女性・坂根千里さんが経営する「スナック水中」が次の会場です。

雰囲気はバーとスナックの間のいいとこ取りで、スナック特有の飾らない心地良さと若い方も気軽に来店いただけるようにオシャレさが溶け込む空間です。

ここでも小規模実施の功名でしょうか。

全員がカウンターに座り初対面とは思えない雰囲気を背中から感じます。

お若いとはいえ流石は“ママ”。

巧みな話術で参加者の堅さをほぐし、参加者同士のコミュニケーションを促していただきました。

今回も少し変わったマッチングイベントとして参加者の皆さまにはお喜びいただけたのではないでしょうか?ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。